ESDの推進

【開催報告】2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト 事例から学ぶESD~学校と地域の連携~ 第1回 感動のESD実践提案!

更新日:2023年10月24日

2023年9月30日(土)、エル・おおさかにて、「2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト」のシリーズ第1回「感動のESD実践提案!」を開催しました。
本プロジェクトは全5回の開催を予定しており、学校と地域の連携をテーマに様々な立場の方が学び合う場です。第1回は、ESDに取り組む環境教育施設の方やNPO関係者や学校教員など、15名の方にご参加いただきました。

<開催概要>

○ 日時:2023年9月30日(土)14:00〜16:00
○ 会場:エル・おおさか
○ 参加者:17名(関係者除く)
○ 主催:近畿地方ESD活動支援センター、環境省近畿地方環境事務所

第1回は比叡山中学・高等学校の伊藤由季先生と奈良教育大学の中澤静男教授にご登壇いただき、昨年の学び合いプロジェクトの内容とその成果等についてお話いただきました。 前半は講師の方からの講演、後半は参加者間での意見交換を行いました。

①講演の部

伊藤先生の講演では、授業を行うに至ったきっかけや経緯のほか、ふろしきの授業に対する生徒の反応や変化をはじめ、実践の様子についてお話いただきました。

その後中澤先生の講演では、伊藤先生からお話したことをさらに深掘りしてもらった後、連携の体制や授業でESDを実践する上で大事な考え方などについてお話いただきました。

②意見交換の部

後半の意見交換では、参加者がそれぞれ課題に感じていることや行動変容、連携について感じることを小グループに分かれて話し合いました。環境問題は喫緊の課題ばかりで、一刻も早く課題解決のために次世代に知識をインプットし育てていかなければならない考えがある一方で、本質的な気づきがなければ行動変容にはつながっていかないことなどが共有されました。

ご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。 (※講演資料、動画については参加者限りの公開となります。ご了承ください。)

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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