ESDの推進
【開催報告】2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト 事例から学ぶESD~学校と地域の連携~ 第5回 振り返って考える、学校と地域を ESD でつなぐ課題とは
更新日:2023年12月07日
2023年11月25日(土)、エル・おおさかにて、「2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト」のシリーズ第5回「振り返って考える、学校と地域を ESD でつなぐ課題とは」を開催しました。
本回は、全5回の本プロジェクト最終回で、これまでの回で報告を受けた事例などを振り返るとともに、各参加者が描く学校と地域の連携のための課題を、各自の体験などを交えて出し合いました。参加者は、学校教員やESDに取り組む環境教育施設の方、NPO関係者、企業の方などです。
<開催概要>
○ 日時:2023年11月25日(土)14:00〜16:00
○ 会場:エル・おおさか 南館72号室
○ 参加者:13名(関係者除く)
○ 主催:近畿地方ESD活動支援センター、環境省近畿地方環境事務所
第5回は福知山公立大学教授谷口知弘氏に全体進行をお願いしました。まず事務局からこれまでの4回の内容や特徴的な意見等を振り返るとともに、谷口氏の簡単な経歴等を紹介しました。また、参加者3名からこれまでの感想や得られたものなどを紹介してもらいました。
谷口氏の進行で、アイスブレイクを兼ねてグループ分けを行いました。4グループに分かれ、その中からテーブルの進行役を設け、各参加者の自己紹介を行い、「安心して話せる場づくり」の後、協働の取組等における失敗事例を出し合いました。谷口氏からはセクターを超えた協働の難しさや、あきらめないことの大切さ、「失敗は成功の糧」など、前向きに考える発想などが伝えられました。②意見交換は、ワールドカフェの変形として、各グループ1名がテーブルに残り、他グループのメンバーを1名ずつ(計3名)受け入れ、そのグループでどのようなことが話し合われたか披露しました。他グループの3名は、元のグループに戻り、「旅の思い出」として、自分が出向いたグループで得られた情報を、グループの他のメンバーに報告しました。最後に、「学校と地域の連携」のヒント集を作ろうということで、各自がワークシートにヒント集の「見出し」とその骨子3行を書き、全員で輪になって内容を披露しあいました。ワークを通して次年度の課題やヒントをたくさん見つけることができました。
ご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。
(まとめ回につき、資料・動画の共有はございません)
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個人情報保護方針
正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。
国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。
持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。
各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。