ESDの推進

「ESD for 2030学び合いプロジェクト」近畿分科会が始まりました! ~開始に先駆け、学校と拠点の関係性の構築をサポート~

更新日:2022年07月29日

 「第2期ESD国内実施計画」)(2021年5月策定)に位置付けられた「テーマ別の学び合いの仕組み」として昨年度から始まった「ESD for 2030学び合いプロジェクト」では、8つの各地方ESDセンターが、それぞれESDに資するテーマを設定して開催し、分科会形式で全国展開しています。
 今年度の近畿分科会のテーマは、「脱炭素社会の実現に寄与するライフスタイルを促すESD学習プログラムの創出」です。
 5回の分科会を通して、ESD活動を支援する拠点のプログラムや専門的知識を学校の授業に有効に活用した「ESD学習指導案」の創出を目指します。実証協力いただく教員から授業案を提案いただき、分科会講師や参加者でその改善に向けた意見交換を行い、脱炭素社会の実現に貢献するモデル事例創出を目指します。参加者には、この分科会の学び合いを通して自身のESD活動のブラッシュアップや主体間を超えたネットワーク構築につなげていただくことをねらいとしています。

 今年度は2校での事例創出を目指しますが、拠点と学校教員との関係性作りも大切なポイントといえます。実践協力校の一つが箕面自由学園です。授業者である十河先生、市原先生と授業案づくりに向けた打合せを行うため、授業の外部専門家となる地域ESD拠点の箕面森林ふれあい推進センターの中田さん、水野さんと共に、7月25日に学園を訪れました。打合せにより、理科の5年生「流れる水のはたらき」の単元において、子ども達に森林環境保全の大切さの気付きを与えるESDの実践を考えることになりました。

 そして、分科会第1回目が7月29日(金)に行われました。ESDの授業づくりに関心のある教員や、地域ESD拠点はじめ、地域でESDを進めておられる方、企業からもご参加いただき、分野を超えた学び合いの交流の機会となりました。この後も、一層の学びを深めて参加者のチームワークも深まりそうな期待が持てる分科会初回となりました。脱炭素社会の実現に向けて、どのような指導案作成のストーリーが展開されるのか、ワクワクが止まりません。

 近畿地方ESD活動支援センターでは、今後も実践者のサポートに努めながら、実りある分科会運営を行っていきたいと思います。

以上、今回のESDサポート情報でした。
(中澤 地域教材化コーディネーター・学習指導コミュニケーター)

打合せでは、まず子どもたちに森林や木々に触れてもらう、体験させることが大切ではないか。日常生活では中々気づくことができない森林環境保全の必要性も、本物に触れる、出会うところから自分事化が始まる。また、森と、水の流れや水質の関係性についてもこの単元から導くことができるのではないか、などといった意見が交わされました。

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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