多様な意見交換の場づくり
食と農から枚方ローカルSDGsを考える -身近な地域資源を生かす持続可能な地域づくり
更新日:2021年01月29日
1月23日、地域循環共生圏カフェ「枚方ローカルSDGs~身近な地域資源を生かす持続可能な地域づくり」をオンラインにて開催しました。
「地域循環共生圏カフェ」は、ゆるやかなスタイルの交流から地域循環共生圏構築のきっかけ創出を狙って、市内のNPO・事業者・行政関係者・市民等を対象として実施するものです。12月に実施した長浜市でのカフェに続き、今年度2ヵ所目の開催でした。
地域の食と農の持続可能性をテーマとした枚方のカフェでは、「地域循環共生圏」について簡単にご紹介したのち、市内にキャンパスがある摂南大学農学部の谷口准教授に「食べ物の生産と消費を通して目指すサステナブルな社会」というタイトルでご講演をいただきました。その後、市内の有機農家の大島さん、枚方高校生物飼育部の生徒の皆さんには、カフェのテーマに寄せて取組を発表していただき、さらに、町内会が2016年に作成した「ふるさと絵図」による地域資源の見える化、市の環境施策についても情報共有しました。地元商店、中学生高校生も加わって交流する中、共通する志向の取組に互いが気づいた結果、カフェの後、コラボレーションの申し出や訪問の約束が交わされるなど、相互交流のきっかけになったことが確認できました。
今後の協働につながったカフェの創出にあたっては、事前に市内におけるSDGsに関わる取組の調査を行ったことと、自治体と連携した参加主体への調整が有効に機能しました。単発のカフェの場では、ある程度ポイントを絞った中で丁寧なコミュニケーションをおこなう方が、協働を促進する効果が高いと思われました。特にオンラインの場合はその傾向が強いように感じられました。
1月26日から、令和3年度地域循環共生圏づくりプラットフォームの構築に向けた地域循環共生圏の創造に取り組む活動団体の公募がはじまりました(こちら)。身近にいる仲間の存在に気付くことから、こうした事業機会を活用する地域の協働チームが立ち上がるのではと考えています。今後も引き続きこうした場づくりを通した検証をしていきたいと思います。
以上、今回の地域循環共生圏お役立ち情報でした。
(田中 コミュニケーションプロデューサー・科学コミュニケーター)

昭和30 年代頃(1955 年~ 1965 年)を中心とする時代の枚方市岡本町での暮らしが描かれた「岡本町ふるさと絵図」。
岡本町では、環境省・ヒートアイランド適応策モデル事業の実施地区として、街道筋の暑さを和らげる取組がおこなわれました。事業実施にあたって、地域の歴史・風土にあった活動をおこなうことが、取組を持続させるためにはとても大事だと考えられました。そこで、地域の歴史・風土を見える化する試みとして、この絵図が描かれました。たたみ3畳分にもなる絵図は、現在も同町の会館に飾られています。
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小さな成功体験が、住民主体の鍵に!『一般社団法人みんなとふるさと』
伊川さんの「やってみたい」に寄り添う地域づくり
正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。
国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。
持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。
各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。








