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【終了しました!】地域共創に資する大学と地域の連携セミナー 「ローカルSDGs(地域循環共生圏)推進における大学が果たす役割とは」

更新日:2023年01月01日

○趣旨
  研究・教育をおこなう大学は、従来の「社会貢献」の役割に加え、知のアーカイブである強みを生かした「価値創造」を経営の軸としようとしています。地域の多様な主体の連携を促し、SDGs達成の実現を加速するハブ的機能発揮への期待、地域資源を発掘し、価値を引き出す人材育成への期待も大きくなっています。
  国の第5次環境基本計画では、持続可能な社会に向けて、地域資源を持続的に活用する地域循環共生圏(ローカルSDGs)の創造を重要な柱としています。その促進のために、多様な現場での研究と実践を蓄積してきた大学と地域の連携がますます求められています。
  「地域共創に資する大学と地域の連携セミナー」では、地域と共創し、持続可能な地域づくりに最前線で取り組む3人の講師の方をお招きし、それぞれの現場での取組をご紹介いただいた上で、地域循環共生圏(ローカルSDGs)推進に向けて地域と連携する大学が果たす役割について、今後の展望を議論します。持続可能な地域づくりにチャレンジする地域が、大学と共創するヒントを得る機会にできればと考えています。どうぞ皆様のご参加をお待ちしています。チラシ

○日時:2023年1月31日(火) 14:30~17:00

○形態:オンライン(Cisco Webex)で実施 

〇定員:90名(参加無料)

対象者
・大学・研究機関において地域との連携に関心のある研究者、大学職員の方々
・自治体において大学・研究機関との連携に従事する職員、公民連携を担当する職員の方々
・大学との連携・共創を実施したい地域の企業・民間団体の方々

○主催:近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)、近畿地方環境事務所

〇プログラム
①開会あいさつ「ローカルSDGs実現に向けた大学と地域連携への期待」 14:30
   環境省 近畿地方環境事務所 環境対策課 課長 福嶋 慶三
②趣旨案内 きんき環境館     14:38
③講演1「創造的人口減少を可能にする『地域共創エコシステム』」 14:40
   大阪成蹊大学 経営学部 准教授 佐野 淳也 氏
④講演2「豊かな森・里・人の暮らしを育む多様な主体との交流・協働と大学の役割について」   15:00
   和歌山大学 観光学部 教授 大浦 由美 氏
⑤講演3「ローカルSDGs実現のためのローカルファイナンスと大学が果たす役割」     15:20
   龍谷大学 副学長/政策学部 教授 深尾 昌峰 氏 
⑥質疑応答    15:40

⑦パネルディスカッション 15:50
【テーマ1】大学がローカルSDGs(地域循環共生圏)推進で果たす役割とは
【テーマ2】ローカルSDGs(地域循環共生圏)創造で活躍する人材を育成する大学について

     閉会     ~17 : 00

〇お申込み・お問合せ先
下記の1)、2)のいずれかの方法により、お申し込みください。
1)参加者の①氏名、②所属、③メールアドレス(接続先URLをお送りします)を、下記宛先までお送り下さい。メールのタイトルは「大学と地域の連携セミナー参加」として下さい。
   お申し込みのメール宛先:office@kankyokan.jp
2)下記URLリンク先の参加申し込みフォームからお申込みください。
https://forms.gle/1yUgfCN8pZJnYCf18

〇申込〆切:2023年(令和5年)1月30日(月) ※定員に達した時点で締め切ります。
〇お問い合わせ先:近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)担当:田中/蒔田
 E-mail: office@kankyokan.jp  TEL:06-6940-2001  


講師プロフィール 

佐野淳也(大阪成蹊大学 経営学部 准教授)  
 徳島市出身。一橋大学大学院社会学研究科修了(社会学修士)、法政大学大学院公共政策研究科博士後期課程満期退学、博士(ソーシャル・イノベーション/同志社大学 2020)。
 阪神淡路大震災での被災地支援NPO、国際環境NGOスタッフ、東京学芸大学環境学習研究員、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授、徳島大学地域創生センター助教、同志社大学政策学部/大学院総合政策科学研究科准教授など経て現在に至る。日本ソーシャル・イノベーション学会理事。 一般社団法人しこくソーシャルデザインラボ(徳島市)代表理事。  研究テーマは「しあわせな人口減少社会のデザイン」と「内発的地域イノベーションのエコシステム」。
 共著に「ソーシャル・イノベーションの理論と実践」(明石書店)」、「はじめてのファシリテーション」
(昭和堂)、「多元的共生を求めて ~市民の社会をつくる」(東信堂)ほか。
  【専門分野】ソーシャル・イノベーション、地域共創学、市民社会論、NGO・NPO論

大浦由美(和歌山大学 観光学部 教授) 
 信州大学大学院農学研究科修士課程修了(林学専攻)。博士(農学)。
 「交流で育む豊かな森・里・人の暮らし」をテーマに,「都市と農村の協働による地域再生の可能性」「自然(森林・山岳)地域における観光の発展と課題」などの視点から研究教育を行っている。和歌山県内外の地域を訪れ,交流・調査活動を実施。農山村、観光に関わる人々それぞれの立場から、問題を複眼的に養うフィールドワークを大学生とともに実践している。
 主な著作:神田,大浦,加藤編著『大学的和歌山ガイド-こだわりの歩き方』(昭和堂,2018年,共編者),大橋,山田,神田編『ここからはじめる観光学-楽しさから知的好奇心へ』(ナカニシヤ出版,2016年,分担執筆)など。
  【専門分野】森林・林業政策、森林レクリエーション、都市農村交流、協働

深尾昌峰(龍谷大学副学長/政策学部教授)  
 熊本県出身。滋賀大学大学院修了。1998年きょうとNPOセンター設立と同時に事務局長に就任。2009年から2018年まで公益財団法人京都地域創造基金の理事長に就任し、市民による公益創造のインフラづくりを展開。 2012年に社会的投資を促進する株式会社PLUS SOCIALを起業し代表取締役に就任。2016年には日本初の社会的投資専業金融会社プラスソーシャルインベストメントを起業し、2020年12月まで代表取締役会長。
 2010年4月から龍谷大学法学部准教授に就任し、2011年4月から政策学部准教授、2018年から教授。2022年4月からは副学長も務める。その他にも公益法人協会評議員、経済財政諮問会議専門調査会「選択する未来委員会」委員などを歴任。現在、東近江市参与。
 共著に、Depopulation,Deindustrialisation and Disasters Building Sustainable Communities in japan (Palgrave Macmillan)、「連携アプローチによるローカルガバナンス」 (日本評論社)ほか。
  【専門分野】価値創造,ローカルファイナンス,社会的投資,非営利組織


※回線の都合上、1団体様あたりの接続数を制限させていただく場合があります。また、本セミナーを録画し、編集等をおこなった上で、後日公開(期間限定)予定です。
 お申込み時にご記入いただいたお名前・メールアドレス等の情報は、本イベントに関する連絡等の目的に限定して使用します。きんき環境館・近畿ESDセンターからメールマガジン等のご案内をご希望される場合はお知らせください。きんき環境館では業務実施報告書に参加者のご所属のリストを掲載します。ご所属の掲載も不可の場合はお知らせください。

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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