ESDの推進

【開催報告】2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト 事例から学ぶESD~学校と地域の連携~ 第4回 学校が活用できる教材!みんなで考える活用例

更新日:2023年12月07日

2023年11月18日(土)、エル・おおさかにて、「2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト」のシリーズ第4回「学校が活用できる教材!みんなで考える活用例」を開催しました。 本プロジェクトは全5回の開催を予定しており、学校と地域の連携をテーマに様々な立場の方が学び合う場です。第4回は、学校教員やESDに取り組む環境教育施設の方、NPO関係者、企業の方などの方にご参加いただきました。

<開催概要>

○ 日時:2023年11月18日(土)14:00〜16:00
○ 会場:エル・おおさか
○ 参加者:12名(関係者除く)
○ 主催:近畿地方ESD活動支援センター、環境省近畿地方環境事務所

①講演の部

参加者5人で教材の手回し発電機を手に取り、実際のプログラムを簡易的に体験しました。教材リストを見ながら、提供できるプログラムについてご説明いただきました。そのほか、学校でプログラムを行う際の進め方や調整、西澤さんが地域コーディネーターとして動くことができている今の仕組みについても教えていただきました。

第4回は⽊津川市まち美化推進環境保全指導員・京都府地球温暖化防止活動推進員である西澤浩美さんにご登壇いただき、気候変動教育について学校で行っている出前授業の内容や行政、学校とのつながりについてお話いただきました。後半は奈良教育大学名誉教授の長友恒人先生から学校現場についてミニレクチャーをいただいた後、長友先生と西澤さんに現場での大変さ等について対談していただきました。

②意見交換の部

意見交換の場では、それぞれのテーブルで出前授業についての課題について話し合いました。出前授業の事前準備での課題、内容について、さらに出前授業を継続させるため等様々な視点からの意見が出てきました。どの段階についても共通して、連携、交流、情報交換など、他の団体や人との共同がキーワードとして挙げられました。また、1度だけで終わるものではなく、継続した共同が必要であることも大きな気付きとなりました。

ご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。 (※講演資料、動画については参加者限りの公開となります。ご了承ください。)

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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