地域循環共生圏づくりの推進

枚方・岡本町にて、打ち水の試みが実施されます

更新日:2013年07月12日

 環境省『ヒートアイランド適応策モデル事業』は、枚方市の岡本町(おかほんまち)地区でおこなわれます。この町を含む一帯では、宿場町の歴史を活かしたまちづくりに取り組んできました。風情あるまちなみにあった「ヒートアイランド適応策」の創出に向けて、町内や市の関係者の取組がはじまっています。町では、「打ち水」や「風鈴」などを使ったソフト的手法が適応策として注目されています。町の風情にフィットする姿を関わる皆さんが探っているところです。
 ところで、岡本町地区を含む枚方宿エリアでは、“くらわんか五六市(ごろくいち)”を毎月第2日曜日に開催しています。今夏、7月14日(日)と8月11日(日)の市開催日には、自治会や五六市実行委員会が中心となって、「打ち水」を試行として実施します。打ち水には、プロの書道家が枚方宿の文字を入れた木桶が使われます。まずは、試みとしてはじめた適応策の取組が、少しずつ暮らしの中にとけこんでいくことを期待しています。
(田中)

木桶と書道家

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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