地域循環共生圏づくりの推進

協働取組事業の第2回連絡会 ー京都府・亀岡にて

更新日:2014年12月25日

12月4日、亀岡市役所にて、「川と海つながり共創プロジェクト」第2回連絡会が開催されました。
事業を通じ、採択団体が実施している関係者へのヒアリングの結果が中間報告されました。
ヒアリングをおこなった結果、たとえば、川や海の漂着ごみ調査やその対策で得た知見を学校教育で活用するための提案、行政職員が異動した後に、継続して事業に参加するための仕組・・・など、個別のすぐれたアイデアが示されました。
地域社会が求めていることをていねいに把握していく中で、今後の進むべき道筋や実施できる事柄がより鮮明になってきたようです。
また、幸いなことに、採択団体の尽力とさまざまな関係者のご協力により、定期的な清掃活動、普及啓発のためのイベント、アプリ等の調査ツールを用いた調査試行などは、安全かつ順調に進められています。

年が明けると、桂川流域での清掃活動や地元報告会がおこなわれます。その際にも、「あるべき協働の姿を中長期的にどのように実現するのか」を常に意識しつつ、進められるよう留意できればと思っています。

(田中)

 

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環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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