地域循環共生圏づくりの推進

今夏の打ち水試行について紹介-FMひらかたに出演!

更新日:2013年08月09日

 8月11日(日)、枚方市・岡本町地区を中心とした京街道にて、打ち水の試行をふたたびおこないます。午前9時と午後3時の2回を予定して います。7月時より、多くの実施者を見込み、また公園などでの仮設型ミスト装置も加わっており、さらに拡大した取組みとなります。
 ところで、この打ち水の試行について、地元コミュニティ放送局「FMひらかた」で紹介させていただく機会が先日ありました。かふぇどすてーしょん(8月5日13:00~)という番組です。ヒートアイランド適応策モデル事業、枚方市での打ち水の取組み、枚方宿くらわんか五六市、・・・といった話の流れの中で、適応策や打ち水の目的について紹介しました。枚方市役所・五六市実行委員会・きんき環境館のそれぞれ担当者が、音楽・ニュース・ひらかた体操などの合間に話題をはさむスタイルで話しました。個人的な印象ですが、思った以上に長い時間の中でアピールさせていただきました。パーソナリティーの永井さん、ディレクターの坂元さん、ありがとうございました。

 適応策モデル事業については、これまでの地元での協議から、打ち水・風鈴・井戸といった項目が個別に挙げられ、一部は実際に試しながら、検証が進められています。ところで、地域の皆さんの手で、こうした適応策の取組を継続・発展していくためには、取組み全体の“ストーリー性”が大切だとわたしたちは考えています。そして、実践する当事者が自然に共感できる物語であれば、ビジョンの共有や関係者の協働を一層促す効果があると感じています。
 そういった意味では、FMひらかたをはじめ、メディアでアピールすることは、単なる周知活動ではありません。出演者側にとっても、事業についてのストーリー性を検証する大切な機会です。これからも、こうした情報発信のチャンスを活用したいと考えています。

 写真は、京阪電車・枚方市駅にある「駅スタ779」での番組終了後のスナップです。枚方市役所環境総務課の乾さん、五六市実行委員会の大野さん、きんき環境館田中、そして、オブザーバーとして来て下さった近畿地方環境事務所の入星さんです。

(田中・きんき環境館)

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環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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