多様な意見交換の場づくり

11月6日(金)に第2回地域循環共生圏講演会を開催します!

更新日:2020年10月31日

地域循環共生圏構築のための支援が、環境省「環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業」などを通じておこなわれています。しかし、そのような事業へ参加しようと考える手前で、小さな規模(ミクロ) の協働体形成支援がまだまだ必要だと感じられます。きんき環境館ではその点に着眼して、今年度は地域循環共生圏に関する「講演会」「カフェ」「ミーティング」といった場づくりを関心の大きさや理解の深さに応じて企画しています。
10月3日に開催したオンラインでの講演会では、参加者それぞれがご自身の取り組みへの刺激を受けたことがアンケート回答からうかがえました。環境省・学識者・実践者のそれぞれの立場からお話が聞けてよかったという声も見られ、地域循環共生圏づくりのような様々な分野や主体が絡み合うことで成立する取組を、多様な視点から立体的に伝える必要性を感じました。
11月6日(金)には、第2回地域循環共生圏講演会を開催します。ご関心のある方のお申込みをお待ちしています。
一人や少数の仲間で事業のタネを生み出す活動をはじめた「着火段階」から、地域循環共生圏の体制づくりに着手するまでの間の距離を埋めるきめ細かな支援は、EPOのような中間支援組織が得意としてきたところだと思われます。今年度の講演会などを検証材料として、次年度に向けて、近畿ならではのより効果的な支援を企画できればと考えています 。

皆さんの事業にぜひご活用ください。

(田中 コミュニケーションプロデューサー・科学コミュニケーター)


第1回地域循環共生圏講演会の会場風景。登壇者が、それぞれの講演のあと 、場を共有した対話をおこないながら、視聴者に応える様子をオンラインでお届けしました。第2回も同様の方法で実施する予定です。

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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