多様な意見交換の場づくり

印南町の地域資源をESDの視点で見定める

更新日:2015年06月19日

印南町の地域資源教材化に向けた取り組みの支援を行っています。
今回の打合せでは、Iターン農家、会社経営者、聖職者など新たなメンバーも加わり、より具体的な議論が進みました。

印南町では、既に地域の木質バイオマスを有効活用した取り組みがいくつもあったり、自然資源や伝統文化を活用したエコツアーなども展開されており、本事業の参加者が主体となって推進されています。

きんき環境館では、これらの活動をESDの視点で統合し、活動の参加者により具体的に持続可能な社会のためのヒントをえられるプログラムを創っていく支援を行います。

切目川を中心とした上流から河口部までの、いわゆる「森里川海の連環」のつながりを意識した取り組みも可能性が見えてきました。

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テナガエビやウナギ、アユなどたくさんの生き物がみられる切目川が、印南町の暮らしとどうつながっているか、地域の皆さんと再確認していきたいと思います。

夏には第1回の協議会を開催し、国や自治体の担当者も参加して、今後の活動につて議論する予定です。

(赤石)

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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