創刊号[2006年1月号](2006年1月24日発行)

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きんき環境館メールマガジン 創刊号(2006年1月号)

                 ★発行:きんき環境館
                    (近畿環境パートナーシップオフィス)
                 ★発行協力:環境省近畿地方環境事務所
                 ★発行部数:1,302部

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 2006年1月24日に、きんき環境館メールマガジン創刊号を配信することとなりまし
た。きんき環境館が開館したのが、1年前の1月24日でしたので、今日でちょうど1年
になります。1周年の区切りの日に、メールマガジンの創刊号を無事お届けすること
ができてうれしいです。メールマガジンは、毎月第4火曜日に配信予定ですので、月
に1度のお楽しみとしていただければ幸いです。
 なお、このメールマガジンは、きんき環境館のイベントに参加(申込)いただいた
方、きんき環境館および近畿地方環境事務所の担当者と名刺交換させていただいた方、
または、メールマガジンの配信を希望された方にお送りしています。このメールマガ
ジンにお心当たりのない方、配信を希望されない方はお手数ですが、
merumaga@kankyokan.jpまでその旨お知らせください。直ちに配信停止いたします。

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≪もくじ≫
1.きんき環境館のお知らせ
   ☆DESD(国連持続可能な開発のための教育)
    国内実施計画の策定についての意見交換会 in 近畿
   ☆きんき環境館タウンミーティング2005 in 奈良
2.近畿地方環境事務所のお知らせ
   ☆自動車リサイクル法について
   ☆平成18年度石油特別会計予算の概要説明会開催のお知らせ
   ☆私が見つけた大台ヶ原の自然写真コンテスト作品展
   ☆外来生物法に係る事務の地方環境事務所への移管について
3.募集情報
4.イベント情報
5.メールマガジンへの投稿について
6.環境パートナーシップの現場から

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1.きんき環境館のお知らせ

☆DESD(国連持続可能な開発のための教育)
 国内実施計画の策定についての意見交換会 in 近畿

 「国連・持続可能な開発のための教育(DESD)の10年」が2005年から始まり、現在、
日本国内での実施計画作成の準備作業が進んでいます。
 内閣官房に設置された関係省庁連絡会議(外務省・文科省・環境省等)において、
1月中に実施計画素案を作成、2月にパブリックコメントを募集し、3月の完成を予定
しています。
 このスケジュールに合わせ、きんき環境館でも、より多くの方の意見が反映される
よう、意見交換会を開催します。計画がよりよいものになるよう、皆様のご参加をお
待ちしております。

○日 時:2006年2月7日(火)14:00~17:00(13:30開場)
○場 所:きんき環境館
○定 員:30名(先着順)
○参加費:無料
○主 催:きんき環境館、「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)
○運営協力:(特活)大阪府民環境会議
○プログラム(予定):
 ◆14:00~14:10 開会・趣旨説明
 ◆14:10~14:50 DESD国内計画(案)の説明
 ◆14:50~15:20 DESDに取組む団体からの話題提供
 ◆15:20~15:40 ESD-Jからのコメント(ESD-J理事 岩崎裕保氏、新田和弘氏)
 ◆15:40~15:50 休憩
 ◆15:50~16:50 意見交換会
 ◆16:50~17:00 意見交換のまとめ・閉会
○申 込:所属、氏名、連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail)をご記入の上、E-mail
     またはFAXにて申し込みください。定員を超えた場合にのみ、折り返し連
     絡いたします。
○申込み・問合せ:きんき環境館(担当:谷川)
○参 照:https://www.kankyokan.jp/event/060207.html

☆きんき環境館タウンミーティング2005 in 奈良
 ~京都議定書発効から1年~
      地球温暖化の防止 -古都・奈良からの発信-

 近畿2府4県における地球温暖化防止のためのタウンミーティングの一環です。全国
地球温暖化防止活動推進センター代表で、COP3議長を務められた元環境大臣の大木浩
氏の講演と参加者とのミーティングなどを通じて、奈良での推進活動の更なる活性化
を図ります。

○日 時:2006年2月19日(日)11:00~18:00
○場 所:奈良市生涯学習センター(JR奈良駅より徒歩10分)
○定 員:120名(交流大会は定員50名)
○参加費:無料(交流大会参加者は参加費300円が必要です)
○主 催:きんき環境館、奈良環境ネットワーク
○運営協力:(特活)大阪府民環境会議、(特活)奈良環境カウンセラー協会
○プログラム:
 ◆11:00~13:00 活動発表・ワークショップ
 ◆11:00~17:00 環境保全・環境教育の活動展示
 ◆13:30~14:30 特別講演 大木浩氏
   (元環境大臣、1997年COP3議長、全国地球温暖化防止活動推進センター代表)
 ◆14:40~16:00 パネルディスカッション
  <パネリスト>
 ・菊井順一氏(兵庫県地球温暖化防止活動推進センター事務局長)
 ・磯 三男氏(やまと郡山環境を良くする市民の会会長)
 ・阪元勇輝氏(奈良環境カウンセラー協会理事)
 ・岡本光弘氏(生駒市環境管理課)
  <コーディネーター>
 ・岡本種継氏(奈良環境ネットワーク幹事、(特活)総合教育研究所理事長)
 ◆16:15~18:00 環境パートナーシップ交流大会
○申 込:所属、氏名、連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail)、どの企画に参加するか
     をご記入の上、E-mailまたはFAXにて申し込みください。
○申込み・問合せ:きんき環境館(担当:谷川)
○参 照:https://www.kankyokan.jp/event/060219.html

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2.近畿地方環境事務所のお知らせ

【廃棄物・リサイクル課】
☆自動車リサイクル法について ~近畿経済産業局と合同で立入検査開始~

 自動車リサイクル法は2005年1月よりスタートしました。この法律は、ゴミを減ら
し、資源を無駄にしないリサイクル社会をつくるために、自動車メーカーや輸入業者、
関連事業者、車の所有者などそれぞれの役割を定めたものです。
 車をお持ちの皆様には、リサイクル料金のお支払いをお願いしています。リサイク
ル料金は、フロン類・エアバッグ類・シュレッダーダスト(クルマの解体・破砕後に
残るゴミ)(これらの3つを「特定再資源化等物品」という。)のリサイクル・適正
処理などに使われています。
 立入検査は、関連事業者における特定再資源化等物品の引取り・リサイクル等の実
施状況の確認や、施設及び帳簿書類を確認するもので、近畿地方環境事務所と近畿経
済産業局が共同で実施するものです。

○問合せ:廃棄物・リサイクル課(担当:中井)
     TEL:06-4792-0702 FAX:06-4790-2800

【環境対策課】
☆平成18年度石油特別会計予算の概要説明会開催のお知らせ

 18年度石油特別会計予算の概要や、近畿地方環境事務所執行予定事項についての説
明を行ないます。また、19年度新規事業のアイデア募集についての説明も行う予定で
す。

○日 時:2006年2月6日(月)13:30~15:30
○場 所:OMMビル2F会議室
     大阪市中央区大手前1-7-31(大阪市営地下鉄・京阪電鉄天満橋駅下車)
○対 象:自治体、企業、NGO/NPO等
○定 員:100名(先着順)
○申 込:参加希望の方は、2006年2月2日(木)までにFAX、電子メールのいずれか
     により、氏名・電話番号・所属を明記し、近畿地方環境事務所まで申し込
     みください。
○申込・問合せ:環境対策課(担当:尾浦、加藤)
        TEL:06-4792-0703 FAX:06-4790-2800
        E-mail:REO-KINKI@env.go.jp

【国立公園・保全整備課】
☆私が見つけた大台ヶ原の自然写真コンテスト作品展

 1936(昭和11)年2月1日に指定された吉野熊野国立公園は、本年指定70周年を迎え
ます。この吉野熊野国立公園内に位置する大台ヶ原のすばらしい自然を多くの人に知
っていただき、次の世代に受け継いでゆくため、大台ヶ原の自然の魅力を伝える写真
を広く募集した写真コンテストを行いました。この写真コンテストにおける入賞作品
を展示公開する作品展を開催します。また、作品展の初日に入賞者の表彰式を行いま
す。

○日 時:2006年2月4日(土)~2月16日(木)10:00~18:00
    (2月16日(木)は17:00まで)
     ※表彰式:2006年2月4日(土)14:00~
○場 所:富士フォトギャラリー大阪3
     〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-18 TEL:06-4706-7766
    (地下鉄四つ橋線肥後橋駅下車4番出口より徒歩5分(西梅田方面))
○問合せ:国立公園・保全整備課(担当:石川、福原)
     TEL:06-4792-0705 FAX:06-6966-0259

【野生生物課】
☆外来生物法に係る事務の地方環境事務所への移管について

 2006年1月4日から外来生物法に係る特定外来生物の飼養等許可申請及び防除の確認
・認定の申請等の窓口が環境省本省から地方環境事務所へ移管されました。詳しい申
請等の方法については、環境省外来生物法ホームページをご参照願います。

○外来生物被害予防三原則:侵略的外来生物による被害を予防するために
 1 入れない 悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない
 2 捨てない 飼っている外来生物を野外に捨てない
 3 拡げない 野外にすでにいる外来生物は他地域に拡げない
○問合せ:野生生物課(担当:福原)
     TEL:06-4792-0706 FAX:06-6966-0259
○参 照:http://www.env.go.jp/nature/intro/

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3.募集情報(日付順、きんき環境館に寄せられた情報です)

【1月31日(火)必着】
★ひらかた環境ネットワーク会議 事務局の有償職員募集
○内 容:4月のNPO法人化に向け、事務局で勤務する有償の職員を公募します。
○募 集:事務管理職員1名、事務職員1名
○採用時期:2006年4月(試用期間有り)
○応募期間:1月16日(月)~1月31日(火)必着
○問合せ・送付先:ひらかた環境ネットワーク会議事務局 職員採用係
○詳 細:http://www.hirakata-kankyou.net/shokuinbosyuu.htm

【1月31日(火)締切・当日消印有効】
★平成18年度環境白書表紙絵コンクール
○絵のテーマ:環境にやさしい社会
○部 門:小中学生の部、一般の部(高校生以上)
○賞  :最優秀賞、優秀賞、佳作(それぞれ賞状・記念品)
○発 表:2006年3月末(予定)
○主 催:環境省、(財)日本環境協会
○送付先:(財)日本環境協会 環境白書表紙絵係
○詳 細:http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6291

【2月28日(火)締切・当日消印有効】
★あおぞら財団 西淀川・公害と環境資料館 愛称募集
○内 容:大阪・西淀川は工場の煙と車の排気ガスの大気汚染公害に苦しんだ経験を
     もちます。公害を繰り返さないために公害の記録を伝えていこうと「西淀
     川・公害と環境資料館」が2006年3月にオープンします。内容がわかり、
     親しみやすく、覚えやすい愛称をお待ちしています。
○採用者:図書カード1万円分(同名応募複数の場合は抽選で選出)
○発 表:2006年3月中旬(予定)
○応募方法:愛称と郵便番号、住所、氏名、年令、電話番号を明記し、ハガキ、FAX、
      メールで応募。
○応募先:あおぞら財団「西淀川・公害と環境資料館」オープン 愛称募集係
○詳 細:http://aozorabsw.exblog.jp/2103379/

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4.イベント情報(日付順、きんき環境館に寄せられた情報です)

【大阪】
★環境NGO/NPOのための組織マネジメント実践講座
○日 時:2006年1月26日、2月2日、9日、16日、23日(すべて木曜)18:30~21:00
○場 所:大阪府環境情報プラザ研修室
○対 象:市民、環境NGO/NPOに関心のある方・スタッフ、学生など
○定 員:30名
○参加費:3,000円(資料代、全5回通し)
○主催・申込・問合せ:(特活)大阪府民環境会議(OPEN)セミナー係
○詳 細:http://www.geocities.jp/npo_open/

【奈良】
★地球環境市民大学校 環境NGOのための組織マネジメント講座
 市民力を高めよう! わいわい がやがや 環境活動スキルアップ
○日 時:2006年1月28日(土)、29日(日)10:00~17:00(両日とも)
○場 所:奈良市男女共同参画センター「あすなら」
○定 員:30名
○参加費:2,000円(両日通し)
○主 催:独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金
○企画・運営・申込・問合せ:(特活)環境市民
○申込締切:1月26日(木)
○詳 細:http://www.kankyoshimin.org/jp/event/kyoto.html#b

【奈良】
★ファシリテーション講座 ~引き出し・つなぎ・あたたかい場をつくる~
○日 時:2006年1月28日(土)9:30~17:00
○場 所:やまぶきホール研修室(奈良県川上村)
○対 象:高校生以上
○定 員:20名程度(要申込・先着順)
○参加費:一般3,500円、源流人会会員・学生3,000円
○主催・申込・問合せ:森と水の源流館
○詳 細:http://www.genryuu.or.jp

【大阪・和歌山】
★親子エコロジーチャレンジ わくわく環境ゲーム
○日 時:2006年2月5日(日)13:00~16:30(大阪会場)
     2006年2月19日(日)13:00~16:30(和歌山会場)
○場 所:大阪市立環境学習センター別館2階研修室(2月5日大阪会場)
     和歌山市発明館6階多目的ホール(2月19日和歌山会場)
○内 容:ゲームやクイズを体験しながら地球温暖化についてみんなで考えます。
○定 員:各会場親子20組40名(小学校4年生以上)
○参加費:無料
○主 催:経済産業省近畿経済産業局、近畿地域エネルギー・温暖化対策推進会議
○申込・問合せ:(株)フルハシ環境総合研究所
○詳 細:http://www.fuluhashi.jp/h17kb/index.html

【京都】
★愛を感じる旅をしよう ~京都におけるエコツーリズム~
○日 時:2006年2月12日(日)13:30~15:30
○場 所:京都市女性総合センター「ウィングス京都」セミナーB
○内 容:基調報告、パネルディスカッション
○定 員:100名(先着順)
○主催・申込・問合せ:京エコロジーセンター
○詳 細:http://www.miyako-eco.jp/2006_ecotsu/index.htm

【大阪】
★「ストップ地球温暖化」大阪府民シンポジウム
○日 時:2006年2月16日(木)13:00~16:00
○場 所:大阪商工会議所8階国際会議ホール
○内 容:アドプトフォレスト調印式、講演、パネルディスカッション
○定 員:500名
○参加費:無料
○主 催:大阪府、大阪府地球温暖化防止活動推進センター
○共 催:環境省近畿地方環境事務所、大阪商工会議所
○申 込:大阪府環境農林水産部みどり・都市環境室
     FAX:06-6944-6749 E-mail:midorikankyo-g08@sbox.pref.osaka.jp
○問合せ:全体・講演・パネルディスカッション(地球環境課)TEL:06-6944-6710
     アドプトフォレスト調印式(森林課)TEL:06-6944-6747

【大阪】
★環境ビジネスフォーラム2006 -産学官民でひらく持続可能な社会-
○日 時:2006年2月16日(木)、17日(金)11:00~17:30
○場 所:ATCグリーンエコプラザ
○内 容:CSRフォーラム、LOHASフォーラム、環境技術ミニセミナーなど
○定 員:フォーラム各150名、ミニセミナー各50名
○参加費:無料
○主 催:ATCグリーンエコプラザ実行委員会など
○申込・問合せ:ATCグリーンエコプラザ
○詳 細:http://blog.livedoor.jp/ecoplaza11f/archives/2005-12.html#20051224

【大阪】
★かけはしメンバーズ☆顔見せ交流会 ~活かそう!なにわ環境力~
○日 時:2006年2月23日(木)13:30~16:30(開場13:00)
○場 所:エルおおさか7階(709号室)
○内 容:活動事例報告会、顔見せ交流会
○定 員:100名
○参加費:無料
○主催・問合せ:大阪環境パートナーシップネットワーク「かけはし」事務局
       (大阪府環境情報センター)TEL:06-6972-1321(代表)

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5.メールマガジンへの投稿について

 きんき環境館が発行するこのメールマガジンでは、皆さんの団体のイベント情報や
お知らせなども一緒に掲載します。環境に関心のある多くの人たちのところへ届くメ
ールなので、皆さんの情報をいろんな人に見てもらうことができます。皆さんの団体
の情報などで、「載せてほしい!」というものがあれば、情報をお寄せください。

 なお、下記アドレスより「きんき環境館メールマガジンへの投稿について」をご覧
の上、投稿してください。ご協力よろしくお願いします。
 https://www.kankyokan.jp/merumaga/tohkou.html

 「きんき環境館メールマガジンへの投稿について」をご覧になっても不明な場合は、
お気軽にきんき環境館へ問合せください。皆さんからの情報をお待ちしております。

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6.環境パートナーシップの現場から
  ※きんき環境館は近畿地方環境事務所と(特活)大阪府民環境会議(OPEN)が
   協働で運営しています。ここでは、きんき環境館の関係者などが、業務内容
   の紹介から個人が感じたことまで、自由に掲載していきます。

【風景雑記・中国長江流域の自然保護区】
 JICA日中林業生態研修センター計画プロジェクト業務への派遣で、1月中旬、中国
長江流域にある2ヶ所の国家級自然保護区を訪ね、その管理状況と今後の人材育成に
かかるプログラム作りのための調査を行ってきました。
 昨年度の中国新彊地方の調査に引き続き、今回は、白鶴等数十万の渡り鳥が飛来す
る中国最大の淡水湖ポーヤン湖と、巨大な柳杉が林立する温帯林の天目山。
 いずれの保護区管理者も、地元との協力や地域経済振興を考え、保護区充実を進め
ることが大切だと指摘していました。特に地域社会とは日常的に交流し共同作業等を
することが相互理解の近道との言葉は印象に残りました。
 天目山保護区の利用拠点浙江省・杭州市は地域と連携してエコツーリズムに力をい
れています。杭州中心市街に隣接する西湖は微睡むような穏やかさで、春は未だなの
に、心地よい湖畔の空気に人も町もそのまま溶けてしまいそうな風景でした。
   http://www.poyanglake.org  (江西省ポーヤン湖国家級自然保護区)
   http://www.cntms.org/    (浙江天目山国家級自然保護区)
   http://www.cnjp-forestry.cn/ (日中林業生態研修センタープロジェクト)
             (小沢晴司 近畿地方環境事務所統括自然保護企画官)

【1年が経って】
 きんき環境館ができて1年が経ちました。1年前の1月24日には、机とパソコンと複
合機くらいしかなく、館内はガラガラでした。今では必要な備品が揃いましたが、備
品のような外身だけでなく、環境パートナーシップのもとに良好な協働関係を築いて
いくように取り組んできました。
 きんき環境館の場合、協働といっても、①「協働で運営すること」、②「きんき環
境館と(外部の)各主体とが協働すること」、③「各主体間の協働の促進をすること」
など様々なあり方が存在します。ただ、これまでの1年間は、初めての出来事も多く、
①が中心となっていました。現在では、このメールマガジンの発行を例にしても、近
畿地方環境事務所の協力の部分は大きく、①の協働関係が少しずつ進んできたといえ
ます。ただ、今でもまだまだ意見の分かれるところがあり、1年では時間が充分では
なかったのも確かです。これからも両者が対話を重ねて、よりよい方向に進めていき
ます。
 ②や③については、これからますます充実させていく必要があります。2年目のき
んき環境館は、「館」という役割だけでなく、正式名称にある「パートナーシップオ
フィス」という名前のように、②や③も積極的に進めていくつもりです。スタッフも
これまで以上に「館」から外へ出て行き、皆さんとこれまで以上にいい協働関係を築
いていければと思います。          (廣田学 きんき環境館スタッフ)

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◆きんき環境館メールマガジン創刊号(2006年1月号) 発行部数1,302部

 ・配信の希望、追加→https://www.kankyokan.jp/merumaga/より登録できます。
 ・配信の変更、停止、情報の投稿、その他問合せ、ご意見、ご感想等
  →merumaga@kankyokan.jp(メールマガジン専用アドレス)までお願いします。
 ・投稿方法等について
  →https://www.kankyokan.jp/merumaga/tohkou.htmlを参照してください。

◆きんき環境館(近畿環境パートナーシップオフィス)

〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル5F
TEL:06-6940-2001 FAX:06-6940-2022
E-mail:office@kankyokan.jp URL:https://www.kankyokan.jp/(ケータイサイト有)

※きんき環境館は、環境省近畿地方環境事務所と(特活)大阪府民環境会議(OPEN)
 が協働で運営しています。
※開館日時→火曜~土曜の10:00~19:00(日、月、祝、年末年始、夏季は休館)
※アクセス→大阪市営地下鉄・京阪電鉄「天満橋」駅下車すぐ
      地図などはこちら→https://www.kankyokan.jp/sisetsujoho/

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環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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