ESDの推進
【開催報告】2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト 事例から学ぶESD~学校と地域の連携~ 第3回 地域が支える学校のESD!仕組みづくりのプロセスを知ろう
更新日:2023年11月15日
2023年10月27日(金)、エル・おおさかにて、「2023年度 ESD for 2030 学び合いプロジェクト」のシリーズ第3回「地域が支える学校のESD!仕組みづくりのプロセスを知ろう」を開催しました。
本プロジェクトは全5回の開催を予定しており、学校と地域の連携をテーマに様々な立場の方が学び合う場です。第3回は、ESDに取り組む環境教育施設の方やNPO関係者や企業の方などの方にご参加いただきました。
<開催概要>
○ 日時:2023年10月27日(金)14:00〜16:00
○ 会場:エル・おおさか
○ 参加者:14名(関係者除く)
○ 主催:近畿地方ESD活動支援センター、環境省近畿地方環境事務所
第3回は自治体とNPOが連携し学校で実践を行っている、京都市と池田市の事例についてご紹介いただきました。京都市の事例は京都市地球温暖化対策室係長の照沼健史氏、NPO法人気候ネットワーク環境教育事業部長の広瀬和代氏からお話をうかがいました。また、池田市の事例は池田市環境政策課主任主事の高井七海氏、NPO法人いけだエコスタッフ理事長の庄田佳保理氏からお話をうかがいました。
①講演の部
京都市の事例について、広瀬さんから京都市の小学校で実施している京都エコライフチャレンジができた経緯や実践の成果のほか、他の地域への広がりについてお話いただきました。照沼さんからは京都エコライフチャレンジの国内他都市への広がりについてさらにお話いただきました。
池田市の事例について、庄田さんから連携の詳細な仕組みや満足度、学校のニーズやそれに応えるにあたっての課題についてお話いただきました。高井さんからは池田市の環境学習基本方針についてご説明いただいたほか、今後の課題についてお話いただきました。
連携の事例について自治体とNPOの両者からお話を聞くことで役割分担やそれぞれの課題について知ることができました。
②意見交換の部
後半の意見交換では、小グループに分かれて話し合いました。特にNPOの立場の参加者からは、特に教育委員会の壁をどう超えたらよいのかわからないという意見があり、担当者や管理職が数年で入れ替わってしまう自治体との連携について考える場面もありました。
ご参加いただいた皆様、まことにありがとうございました。
(※講演資料、動画については参加者限りの公開となります。ご了承ください。)
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【イベント情報】関西SDGsプラットフォーム「ローカルSDGs・脱炭素分科会」第2回イベント
正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。
国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。
持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。
各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。