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【参加者募集】平成28年度近畿ESD学びあいフォーラム☆過去を育てて、未来を創る「ふるさと絵屏風」交流会

更新日:2016年11月15日

平成28年度近畿ESD学びあいフォーラム☆過去を育てて、未来を創る「ふるさと絵屏風」交流会

地域には、自然の恵みを活かす知恵や文化、人々が支えあう暮らし、地域の自然にまつわ
る民話や伝説、歴史ある史跡や伝統にまつわる人々の記憶や記録などがたくさんあります。

滋賀県下30か所以上で展開される「ふるさと絵屏風」(ふるさと絵図ともいう)とは、
ある集落や地域を対象にして、そこに生きる一人ひとりの心に息づく思い出を集めて描く、
地域の「生活ものがたり絵」です。その土地の生業や生活風俗、祭りや行事、四季のうつ
ろい等、絵屏風に刻み込まれるのは、地域における人々の生活のあらゆる場面に及びます
※。これら記憶の記録は次代につなぎたい宝ものとして、世代を超え、地域を超えた活用
が期待されています。今年度、大阪では初めてとなるふるさと絵図が枚方市岡本町で作成
されたほか、関東地域での作成も始まっています。

このように過去から学び、未来をつくる取り組みにより、地域コミュニティは元気になり
ます。同時に、その地域だけではなく、他所からの視点も入れて地域を再評価することに
より、地域に新たな価値を生み出し、地域外にも伝え広げていくことができます。

今回の交流会では、ふるさと絵屏風の作成・活用に取り組む地域の方々と、未来を創る学
びに取り組む大学生が交流し、ふるさと絵屏風に込められた価値や想いを共有し、次代に
向かってそれぞれの暮らしや取り組みに活かしていただくことを目指します。

※ふるさと絵屏風は、滋賀県立大学地域共生センター助教の上田洋平氏が提唱されています

 

○日 時:2016年12月6日(火)14:30~17:30

○場 所:草津市立まちづくりセンター

○対 象:ふるさと絵屏風(絵図)の活用に取り組む、もしくは検討している団体、自治
体職員、滋賀県内外で環境政策や地域創生を学ぶ大学生、地域の教材化に関心
のある方等

○定 員:60名

○講 師:上田 洋平氏(滋賀県立大学 地域共生センター 助教)

○事例紹介:大阪府枚方市 岡本町町内会
滋賀県甲賀市 山内エコクラブ
滋賀県草津市 ふるさと「矢倉」風景の記憶絵プロジェクト

○内 容:14:30 開会挨拶、趣旨説明
14:40 講演 上田洋平氏
15:20 事例紹介(各15分×3事例)
16:05 事例を通した学びの共有(対談形式)
16:35 意見交換(ワークショップ形式)
17:20 その他連絡等
17:30 閉会

○主 催:ふるさと絵屏風交流会呼びかけ人、きんき環境館

○申込先:近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)
E-mail: office@kankyokan.jp FAX:06-6940-2022
まで、氏名、所属、連絡先を書いて申し込みください。

○備 考:18時より同会場にて地球環境基金助成金説明会を実施します。ふるさと絵屏風
(絵図)を活用したESDの取り組みに向けて、地球環境基金の助成金活用という
選択肢もご紹介します。

 

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(大阪府枚方市岡本町町内会が作成したふるさと絵図)

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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