多様な主体による協働取り組みの創出

ESDの視点と創造性を高めるエクスカーションの試行

更新日:2019年08月30日

持続可能な地域づくりに向けた人材育成では、ESDの視点や能力と同時に、環境課題・社会課題を同時に解決するために創意工夫する力の育成が期待されています。

同時解決事業では、竹生島・びわ湖北部の魅力を教材化し、自然と共に生きる暮らしを体験的に学ぶ学習旅行の創出に向けて、関東地域の高校教員を対象としてESDエクスカーションを8月中旬に試行しました。

参加された高校教員からは、生徒がこういった学習旅行を通して、持続可能な社会で大切なことを理解したり、課題解決に必要な能力・態度を身につけることと同時に、生徒の創造性を引き出す要素を重視していることが分かりました。そこには、竹生島・びわ湖北部の魅力のひとつである水を切り口に、流域での個別の取組から空間スケールが一段大きな“マザーレイク”とのつながりを感じれるような機会が貢献できると感じました

今回の試行で分かったことを活かし、地域循環共生圏やローカルSDGs達成に貢献する人材育成に求められる学びの場の創出を支援していきます。

(田中 コミュニケーションプロデューサー・科学コミュニケーター)

※きんき環境館では、地域循環共生圏の構築に向けたプラットホーム(多様な主体間の対話と協働の場)の創出・運営に対する助言・情報提供を行っています。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

地域循環共生圏:https://www.env.go.jp/seisaku/list/kyoseiken/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賤ケ岳山頂からの琵琶湖と竹生島。流域と湖の関わりについて学ぶ教材として絶好のポイントとなる。

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

事業型環境NPO

自ら行う事業により収益を上げ、活動資金を確保する環境NPO。持続可能な社会を実現するために、地域資産の活用・保全を通じて地域社会を活性化し、地域の社会変革をたらす事業型の環境NPOの活躍が期待さている。

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