ESDの推進
ESDの授業づくりの参考になる!主体間連携の参考になる! 近畿ESDフォーラム2018年度報告書
更新日:2019年06月28日
近畿地方ESD活動支援センター事業では、2017年度より学校教員の「ESDの視点で地域資源を活用する力」の育成を目指して様々な取組を行っています。その一環として、昨年度は、「ESDの視点で地域資源を活用した学習指導案の作成・実践」を応援する事業を実施しました。
2019年1月に開催した近畿ESDフォーラムでは、実際に授業づくりに取り組まれた先生から地域の自治体職員や地域住民、また地域ESD拠点等と連携して行った実践を報告していただいた後、学校・自治体・拠点の主体間連携による授業づくりのワークショップを行いました。
これらの事業成果を踏まえて、2018年度のとりまとめ冊子が出来上がりました。フォーラムの内容を中心に、授業づくりに携わっていただいた先生と市町の自治体職員の方との対談や指導案、学びによる子どもの変容なども掲載しています。また、実際に授業を作っていく上で必要な、教員と自治体職員の関係性の構築や子どもたちの深い学びにつなげるための地域資源の活用の要素についても具体的にお伝えしています。
学校の先生方を始め、自治体の皆さま、地域ESD拠点の方々にも目を通していただき、子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」の創出や「持続可能な地域づくり」に向けた取組のヒントにしていただければ幸いです。
(中澤 地域教材化コーディネーター・学習指導コミュニケーター)
冊子のタイトルは、「地域資源を活用して子どもたちの学ぶ力を育てる授業をつくろう」です。ESDの普及啓発のための冊子として、研修会やセミナー等でご活用いただくことも可能です。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
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近畿環境パートナーシップオフィス年末年始休業について
正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。
国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。
持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。
各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。