地域循環共生圏づくりの推進

協働取組推進事業「地域が協働した環境学習イノベーション創出」

更新日:2013年08月05日

平成25年度の協働取組推進事業が、すでにはじまっています。
近畿では2件採択されています。今回と次回のブログで、その概要を紹介します。
まずは、一件目です。

環境学習の出前授業の多くは、事業者やNPOの個別の視点から、独自の内容で実施されています。
協働取組推進事業「地域が協働した環境学習イノベーション創出」では、環境学習方針に基づいて、地域資源を有効に活用した持続可能な推進体制を整備していきます。

ヒアリングを通じて、出前授業の実施団体や小学校での状況を把握します。また、地域団体等では地域資源の把握・整理をおこなっていきます。検討会を重ねていく中で、出前授業の協働推進の体制を固めていく構想です。

目標は、地域への愛着と環境保全に関する正しい認識のもとで、社会活動が営めるような人材の育成です。

(事業の説明と写真を「いけだエコスタッフ」より提供していただきました。)

(きんき環境館・田中)

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環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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