地域循環共生圏づくりの推進

「滋賀のめぐみ めぐりあわせ」ESDエクスカーション試行

更新日:2014年03月28日

快晴の2月24日
一隻の船が大津港を出港しました。目指すは沖島。

今年1月より滋賀県内の有識者や主体者とともに検討、作成してきた「ESDの視点を有する体験学習」がついに形となりました。
参加者は全員で24名。滋賀県内外からたくさんの方々にご参加頂きました。

午前中は沖島に向かう船内で4名のESD活動家の方々から活動内容の発表を頂き、その後、沖島に上陸。沖島散策と沖島に住む方々との交流を行い、島内の生活について、直接お話をお聞きできました。
その後は沖島漁協での食事会。琵琶湖の湖魚食をはじめ、参加者が持ち込んでくれた滋賀県内各地域の名産の食材を堪能しました。

ほんの1日の体験ですが、滋賀県には本当にたくさんのめぐみがあることを発見できました。そしてそのめぐみを昔から大切に守り続けてきた人たち、そしてそれを語り継ぐ人たちがたくさんいることも合わせて実感出来ました。
今後、そのような方々がもよりたくさん集まり、まさに「多様な主体とともにESDの視点を有する体験学習」を作り上げ、県内外の人たちにしっかりと滋賀の魅力を伝えていかねばと、改めて参加したメンバーひとりひとりが考えることができた1日となりました。(藤井)

写真は沖島に向かう途中、琵琶湖の深層部の水をくみ上げる様子です。帰りの船内でコーヒーにしておいしく頂きました。
滋賀のめぐみ

環境教育等促進法

正式名称は「環境教育等による環境保全の取り組みの促進に関する法律」(平成23年6月改正)。環境行政への民間団体の参加と、多様な主体による協働を推進するための規定が多く盛り込まれている。

協働取組

国民、民間団体等、国又は地方公共団体がそれぞれ適切に役割分担しつつ、対等の立場において相互に協力して行う環境保全活動、環境保全の意欲の増進、環境教育その他の環境の保全に関する取組。

ESD

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)。一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境と関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育。

地域循環共生圏

各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方。

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